斑鳩の里の法起寺はコスモスが満開でした。

10月5日は朝から秋晴れの気持ちのよいお天気でした。
生駒山の上は真っ青な空がひろがっていました。その生駒山を越えて東生駒から168号線を走ります。
私がいつも見ている生駒山を反対側から見て走ります。つまり奈良側の生駒山です。大阪側の生駒山は険しくて絶壁のようですが、奈良側の生駒山はなだらかな裾野が広がり、まるで高原のような景色がひろがっていました。開発が進んでたくさんの家々が立ち並び、見知らぬところにきたような気がしました。
168号線は竜田川近鉄生駒線が並行して走っています。このあたりは平群氏の里です。長屋王の墓もあります。
南へしばらく走って竜田大橋をわたって東に行くと斑鳩の里がひろがります。
斑鳩の里は聖徳太子ゆかりの土地です法隆寺を中心に法輪寺法起寺がすぐ近くにあります。
斑鳩の里と言う地名は 昔このあたりに斑鳩(鵤)という鳥が群をなしていたことから斑鳩(鵤)の里と呼ばれたときいたことがあります。
鵤(イカル)という鳥はスズメ目アトリ科の鳥だそうです。
法起寺の周辺にもコスモス畑が点在しています。しかし、今年の夏の異常天候で生育が悪いところが目につきました。
それでも、今日の秋晴れは特別です。法起寺の前のコスモスをみると嬉しくなりました。

 国宝三重塔とコスモス

法起寺は 今は「ほうきじ」と読むように統一されたそうです。以前は「ほっきじ」と読んでいたようです。聖徳太子ゆかりの寺といっても法起寺ができたのは太子が没して数十年後のことだそうです。聖徳太子の遺命により622年(推古30年)に山背大兄王がこの地にあった岡本宮を寺に改めたのがこの寺の起源だとか・・・   法起寺の三重塔は日本最古の三重塔です。












コスモスと稲穂




境内にもコスモスが咲いています

拝観料300円を払って境内にはいると池があり、三重塔の前や聖天堂の横にもコスモスが咲いていました。

雲まで踊っているような気持のよい空でした




















法起寺南大門