20周年をむかえた 大阪府立花の文化園 

前回の記事は大阪万博公園でした。大阪万博の跡地にできた。264ヘクタールの広大な公園です。
万博公園は40年、大阪花の文化園は今年が開園20周年です。
大阪花の文化園と同じ時期にできた公園は花博記念公園鶴見緑地があります。
1990年の国際花と緑の博覧会(花の万博)の跡地にできた公園で、ここも広大です。約126ヘクタールもあります。

大阪には他にも大きな公園としては服部緑地公園、山田池公園大泉緑地錦織公園大阪城公園などがあります。そのほかにも緑の多い公園はいろいろあります。
しかし、大阪はよく緑が少ないといわれます。それは大阪府ではなく大阪市と東京都と比べたときに顕著かもしれません。

世界中の都市でもっとも緑の多い都市はローマです。
次がロンドン、サンフランシスコ、ニューヨークと続き、なんと世界の都市で5番目に緑が多い都市は東京なのです。
江戸時代の各藩の江戸屋敷が明治以後も残ったことが大きいでしょうね。京都よりも東京の方が緑が多いというのは意外でした。

先日名古屋で生物多様性会議cop10)が開催されます。
参加国の人たちが注目しているのが豊岡市コウノトリとの共生の在りかた だそうです。
減農薬、無農薬による米栽培。コウノトリの食べるドジョウの繁殖などが話題になっているとか。
これからの地球上は人が生きるためにも生態系の豊かさやバランスが保たれている状態が重要になってくるそうです。
森林生態系からなる自然環境の維持、動植物の保護、遺伝資源の保存を考えて森の木を切ることも難しくなってきます。日本はアジアの森を破壊していると言われて、これからは木材を輸入だけにたよってはいけない時がくるでしょう。家の廃材の再利用も考えられています。ここらで荒れている日本の山を手入れすることはできないものかと思います。
花の文化園がある大阪の河内長野市は大阪の中でも緑が多くて自然豊かなところです。金剛山裾にあり、のどかな風景がひろがっています。
10月11日 花の文化園はいろんな催しで賑わっていました。

大きなテラコッタドールが迎えてくれます




チューバの音楽会

チューバだけの演奏は初めてでした。トランペットより重そうな楽器を女性も軽々と演奏されるのですね。
恥ずかしながら この楽器を「ケルントナー」と書いていました。ケルントナーは管楽器の製作所名なのですね。この楽器をケルントナーと聞いたものですから、楽器名と間違えて書いてしましました。
micoさんに教えていただきました。ありがとうございます。



子供たちの人気は乗馬でした





園内のいたるところで満開のコスモスが揺れていました。




ナツハゼの紅葉





ウメモドキの実




夢の世界のようなセイジ




ピンクの絨毯、オキザリス





コスモス