藤原京跡のコスモス

10月にはいると あの焼けるような猛暑を忘れさせてくれる天気が続いています。青い空には優しい雲が流れています。空を仰ぐのが楽しみな毎日です。
その優しい雲に誘われて 17日(日)藤原京跡にでかけました。
耳成山畝傍山、香具山 の大和三山のほぼ真ん中にあたる場所にあります。およそ1km四方の平地はだだっ広くのどかです。ボール遊びをしている親子連れ、コスモスの花見の人たちで賑わっていました。
今 平城遷都1300年の中心会場になっている平城京跡とちがって 復元された建物がない広場はコスモス畑がどこまでも続いているようでした。

コスモス畑と耳成山




こちらのコスモス畑からも耳成山が見えます




黄色いコスモス畑からも耳成山




香具山は平たくて後ろの山と重なって見えます



朱雀門大極殿の柱跡に赤い柱が建っています。左に香具山




畝傍山の方角に日が沈みます




畝傍山と夕闇のコスモス








香具山の上に翼のような雲。半月もきれいでした。




コスモスのトンネル




コスモスのトンネルの向こうに畝傍山




藤原京は694年(持統天皇)から710年(和銅3年)まで、持統・文武・元明天皇三代にわたる都でした。
平城京にうつるまで内裏や政務や儀式の場が大和三山に囲まれたところにあったのです。今は都は跡かたもなく田畑に囲まれて眠っているようです。