灘黒岩水仙郷

いくら「とらふぐ」を食べるために来たからといって、「何も見ないですます」なんてことはありません。
灘黒岩水仙は越前海岸水仙郷と同様に 海に続く急傾斜面(45度)一帯に野生の水仙が咲いていました。
海風にのって流れてくる甘い香りは春を感じさせてくれます。

7ヘクタールの斜面に500万本の水仙が満開でした












春が来たような陽気に誘われて、人もいっぱい、駐車場も満車、 臨時のバスがピストン運転していました。








灘黒岩水仙は、今から約180年前に付近の漁民が海岸に漂着した球根を山に植えたのがだんだん繁殖したものだそうです。淡路島の最高峰 諭鶴羽山(ゆづるはさん)(標高607.9m)から海に続く斜面を春一番に白く染め、香りを遠くまで届けているそうです。
梅も咲いて、水仙の香りと一緒に風にのって流れていました
























お登勢の里

お登勢の里」という看板をみて、船山馨の小説「お登勢吉永小百合主演の映画「北の零年を思い出しました。

明治維新のすぐあと、当時の徳島藩淡路洲本城下で洲本在住の蜂須賀家臣の武士が、筆頭家老稲田邦植の別邸や学問所などを襲った事件。庚午事変(こうごじへん)とも稲田騒動(いなだそうどう)とも呼ばれる事件のあと北海道に移住することになった稲田家一族の物語です。私の別ブログ「 風の子の気持ち 」でふれています。http://kazenoko.blog.eonet.jp/ikoma/2005/08/post-0404.html