大阪・藤井寺市の道明寺天満宮の梅
2月24日(木)に写真仲間の人たちと道明寺天満宮の梅の写真を撮りにでかけました。
道明寺天満宮前に10時集合でしたが、参加者のひとりの到着が遅れているので待ちました。
しばらくして携帯電話をすると、その方は大阪城の梅園で私たちの到着を待っているとのことでした。
どこでどう間違ったのか? 梅の見ごろについて大阪城梅園が話題にあがったことからでしょうか? お昼前には合流できて安堵しました。
その方の話によると、大阪城はお花見の人でいっぱいだったとか・・・。道明寺はそれほど混み合っていなくてゆっくり見物できました。
道明寺と道明寺天満宮は道を隔てて並んであります。
もともとはひとつのものだったそうですが、明治の初めの神仏分離令で分けられて、お寺の道明寺は天満宮の境内から天満宮西隣の今の場所に移転させられたそうです。
「道明寺」はもとは「土師寺」(はじでら)といって、土師氏の氏寺だったそうです。
今でも道明寺と道明寺天満宮があるいったいを土師の里とよんでいます。
菅原道真は土師氏(はじし)の子孫です。
菅原道真が大宰府に流されるとき道明寺にいた叔母の覚寿尼(かくじゅに)を訪ね、自ら刻んだという国宝十一面観世音菩薩像が今ではこの寺のご神体です。
私の以前のブログも覗いてみてください。
http://d.hatena.ne.jp/ikomanokaze/20080220
道明寺周辺は土師の里です。そしてこのあたり一帯は古市古墳群が分布しています。
近鉄南大阪線の[土師ノ里] 駅から仲姫皇后陵古墳(なかつひめ)の小高い緑の丘が見えます。
允恭天皇陵古墳(いんぎょう)と二番目に大きい古墳、応神天皇陵古墳(誉田御廟山古墳)もすぐ近くにあります。
古市古墳群には大小あわせて127基の古墳が点在しているそうです。