山野草展の花たちの写真

山野草は小さくて可憐な花が多いです。桜やチューリップのように華やかではありません。しかし近づいてよく見てみるとその小さな花に魅かれていきます。魔法の花ですね。
山野草といえば、カタクリやスミレ、ホトトギス、ホタルブクロ、ミズヒキなど、ノスタルジーを感じさせるものが頭に浮かびます。
日本庭園に並べられた春の花たちの中からアセビアネモネ、シラー、ケマンソウを撮らせてもらいました。

シラーシビリカ

イギリスでは公園の桜の木の下で青いシラーシビリカの花が咲く春の風景がみられるそうです。ヒヤシンスによく似た花です。



アセビ(馬酔木) 

枝葉に「アセボチン」という有毒成分を含んでいて、馬が食べると酔って足がなえることから「足癈(あしじひ)」と呼ばれたのが変化して「馬酔木」という漢字が使われるようになったそうです。
このアセビは花の形が少し細長く、沖縄のアセビだそうです。


赤い花のアセビ




アネモネ・ブランダ

アネモネ・ブランダ」はバルカン半島東部〜トルコに分布するイチゲの仲間です。先日紹介したキクザキイチリンソウキクザキイチゲ)と同じ仲間です。



黄色ケマンソウ

ケマンソウと言えばハート型の花が可愛いタイツリソウを思い浮かべますが、この黄色いケマンソウは個性が強い花ですね。