今年も生駒西麓の古代蓮(原始蓮)がきれいに咲きました。

毎年7月になると もう咲いたかな?と気になります。ずっと雨が降り続いたので、雨が止むのを待っていました。七夕さんの翌日、やっと雨が止んだので早起きして出かけました。
古事記」 雄略天皇の条にある、引田部赤猪子が読んだ歌の碑がたっています。
<日下江の入江の蓮 花蓮  身の盛り人  羨しきろかも>






この辺りが沼地だったときから蓮の花は咲いていたのですね。蓮研究では第一人者として有名な大賀博士にも原始的な蓮と言われたそうです。
朝6時、太陽はすでに日下山の上にありましたが、今まさに花弁が開こうとしていました。
























蓮花の命はわずか3日だそうです
日の出とともに咲き始め、一日目は三分咲きで十時ごろには閉じてしまい、
二日目は昼ごろまで八分か九分咲き、
三日目は満開になるが、夕方になると咲いたまま花びらが一枚ずつ散っていくそうです。








一日目の蓮の花でしょうか?何か語りかけたいような様子にみえます。







朝早くから虫たちは活動しています