日本のシンボル・富士山

 大阪から東京への旅の途中、東名高速道路からでも新幹線からでもお天気がいいと車窓から富士山が見えます。「富士山がきれいに見えましたか?」という挨拶を交わしたりします。
 富士山は日本人にとって特別な山として長く崇敬を集めています。信仰の対象として、日本のシンボルとして、富士山は日本のランドマークですね。日本一高い山(3,776.24m)というだけでなく、富士山の稜線は日本の山の中でも特別美しいと言われます。そしてその姿は東西南北どこから見ても美しいのですから 人々を魅了するのも当然のことなのでしょう。
 旅をしているとランドマークの山に親しみを覚えます。大阪から第二京阪を走り新名神を走るとき近江富士と呼ばれる三上山(標高432m)が現れます。つづいて滋賀県最高峰の伊吹山(1377m)が見えます。山の姿を追いながら旅人になっていくような気がします。鈴鹿山系の山々を眺める頃にはもうすでに雲上人の気分です。
 日本のシンボルである富士山への憧れから ご当地富士とか郷土富士は私の想像以上に多いことにも驚きます。北から蝦夷富士(羊蹄山津軽富士(岩木山)出羽富士(鳥海山)中国地方には伯耆富士(大山)九州は薩摩富士(開聞岳)が代表格の郷土富士でしょうか? どれも円錐状の成層火山でバランスがいい形ですね。

帰阪するときに首都高速から東名高速にはいるとすぐに富士山がみえました。












足柄SAから見た富士山

例年は富士山の雪がもっと多く、きれいな紅葉と冠雪の富士山が見られるのですが、今年は雪も、紅葉も少し物足りなかったです。









 
足柄SAからみた足柄山







富士川SAからは富士川と富士山がきれいです

飛び出すような素晴らしい雲と富士山ですが、ここから見ると、富士山には雪はほとんどありませんね。今年は雪が遅く 先日訪れた大山も雪がありませんでした。








雨の中の新名神高速の景色は水墨画のような幻想的な山々がみえました 










 





首都高から見たスカイツリー