新春の生駒西麓の丹波神社

 生駒西麓の近鉄石切駅の北西出口をでると眼下に大阪の町が見渡せます。さらに北に200m歩き、突きあたったところの小川(イジ川)に沿って急な坂道をくだります。
この小川は毎年ホタルが飛ぶ川です。「ほたるの里づくり」の看板がでています。 この急な坂道をくだると小さな社があります。丹波神社です。
 鳥居がたっているので神社に間違いないでしょうが、祠があり、墓碑がある社です。墓碑に刻まれた「平朝臣古祐」なる人は曽我丹波守又左衛門古祐といって大坂西町奉行に在任した旗本でした。のち日下村の領主となり数々の善行を行ったそうです。すぐ近くに今でも残っている御所ケ池の改修など用水の確保に尽力をつくし、村人に敬まれた領主だったようです。御所ケ池の畔にあった丹波守の墓を今の丹波神社に移して村人が長い間守ってきたそうです。今でも日下自治会の人たちが丹波神社の行事をまもっておられます。

午前0時近くになると日下の人たちが集まってこられます





















参拝者に お神酒と甘酒がふるまわれ、丹波神社でご近所さんと新年の挨拶を交わします。

今年もよろしくお願いします。 生駒の風