京都・伏見区の淀競馬場近くの水路に咲く河津桜

 昨日(3月27日)は久しぶりに晴れ渡った青空のお天気。家にいるのが勿体ないような陽気に誘われて、おにぎりを詰めて京都へお花見に出かけることにしました。
 京都の淀競馬場近くの河津桜が見ごろをむかえたと教えてもらったのです。
 京都を流れる三つの川・桂川宇治川、木津川が集まって淀川に注ぐ合流地点(三川合流地点)から北東に少し行くと京都競馬場(淀競馬場)があります。その手前に桂川宇治川をつなぐ水路が流れています。コンクリート護岸の味気ない水路です。
 10年前にかの有名な静岡県賀茂郡河津町で咲く河津桜見物に行かれた方が2本の苗木を買って水路脇の土手に植えられたところから始まったそうです。しばらくして「淀さくらを育てる会」が発足し、地域の愛護会との協力で190本の河津桜を育てられています。私が桜の写真を撮っていると、「桜を育てる会」の人が上流の方で今年からやっと咲きだした桜のことなど説明してくださいました。
河津桜ソメイヨシノより早咲きの桜です。ソメイヨシノより色が濃くて花の期間も長い(1か月近く咲きている)そうです。
オオシマザクラ系とカンヒザクラ系の自然交配種と推定されています。
静岡県河津町の桜と菜の花のコントラストが美しいです。京都の淀も菜の花の種をまいたそうです。例年はもっと菜の花の生育がいいそうですが、今年は天候のせいもあってぱっとしないと寂しそうでした。






















































桜にメジロとウグイスがいました

メジロの廻りの桜にはカメラが並びましたので、私は離れた繁みに隠れているを見つけました






家で見つけたメジロです







メジロとウグイスはよく似ていますね。メジロの方が黄緑色が濃くてきれいです。目の周りが白いせいか 顔つきがひょうきんで柔らかく感じます。メジロは人懐こくてあまり逃げませんが、ウグイスは警戒心がとても強いです。人間に近寄りません。でもなんて素適な声で鳴くのでしょうね。春が来た、春が来たと高らかに宣言しているようでした。