但馬の国に残る 天空の城「竹田城跡」
朝霧の中にうかぶ天空の城「竹田城跡」の写真をみてから、一度でかけてみたいと思っていました。しかし、なかなかでかけることができなくて、昨秋には、ホテルまで予約していたにもかかわらず実現できませんでした。
幻想的な「竹田城」が有名になったのは いつの頃からでしょうか? ここ2、3年は円山川から立ち上る霧によって発生した一面の雲の海の上に浮かぶ城壁の美しさに惹かれて たくさんの人が訪れるようになり、小さな村はシーズンになると車を止めるところがないほどになると聞きました。
雲海が出る時期は、9月下旬〜4月上旬の早朝。
雲海が出る条件は「当日、日本海に高気圧の中心があること」「よく晴れていること」「朝方と日中の気温の差が大きいこと」がポイントと朝来市のHPに記載されています。
11月になると、竹田城の近くは雪のため車両通行禁止になります。しかも周辺の道路も早朝は凍結するので スノータイヤの装着が必要となります。
迷ったのですが、思い切って 22日下見を兼ねて出かけました。約8割を森林が占めている但馬の国です。山に囲まれ、雨と雪が多いところです。そのため、朝霧の出る時刻でもないのに、一日中霧に包まれているようなところでした。
竹田城跡雲海スポットとしてしられているところは 竹田城跡正面にある桜の名所立雲峡 と竹田城跡裏側に位置する藤和峠があります。
まず、立雲峡にでかけてみました。私が着いたのはシーズンオフお昼とあって、訪問者はひとりもありませんでした。