椿の花

 今朝、家の前の桜が満開に近くなっていました。東京も九州も先週末に満開になったそうですが、大阪もそろそろ満開になるようです。
先週末、桜の横で椿の花がきれいに咲いていました。地面も真っ赤に染まっていました。桜の華やかさはないのですが、しっとりとした「日本の美」を感じさせる花ですね。
 日本原産の「ヤブツバキは海岸沿いに九州から青森県まで、北海道をのぞいたほぼ日本全域に分布している常緑樹です。
 ツバキの花は古来から日本人に愛され、古くから品種改良されてきた花です。
 昨年、奈良の郡山にある椿寿庵(ちんじゅあん)は個人の家ですが、椿が好きで1300種類の椿を育てておられました。椿の種類の多いことに驚きました。  http://d.hatena.ne.jp/ikomanokaze/20120316
日本では古くから椿愛好家は多いそうです。反面、花弁が丸ごと落ちるので、「首が落ちる」様子を連想させるとして、武士には縁起が悪いと避けられていたという話を聞いたことがあります。
仏壇に供えたり、入院している人のお見舞いには避ける花とされています。花には罪はないのですが、人間の勝手な思い込みで 花のイメージがつくられたところもあるのでしょうね。

 

桜の花の横で咲く椿の花が魅力的でした





地面を真っ赤に染めて咲く椿