生駒西麓の春は華やかです

 桜が散ると生駒山は様々な色合いの緑で膨らんできます。山が日ごとに大きくなっていくような気がします。
「山笑う」とは、俳句における春の季語ですが、今は「夏山蒼翠にして滴るが如く」の山滴るの時ですね。
 

いろんな「緑」の重なりあう生駒山





いろいろ緑をさがしてみました





生駒山西麓の春の準備は3月3日の日下新池の草刈りから始まって、3月17日に池の周りのぼんぼり吊りをしたあと、お花見の時を待ちます。
今年は桜の開花が早くて3月30日には満開になりました。






桜の開花が 麓から山の上へとのぼっていくと、山はかんざしをつけたように華やかになって、まさに「山笑う」時になります。
ソメイヨシノが散るころになると、八重の牡丹桜が咲きます。ソメイヨシノの華やかさとは違って、ぼんぼりのような可愛らしい花が浮かびます。
同じころ 里のあちらこちらではハナミズキが一斉に咲き始めます。家の玄関先のハナミズキも満開になり、辺りが明るくなったように輝きを灯します。
生駒西麓にある「石切駅」前の牡丹桜の並木道






















生駒麓の公園のハナミズキ





















白いハナミズキはまるで雪の女王のように気高く咲いていました





雲雀の鳴く春

春になるとピーチクピーチク天空から響いてくる声に「ひばり」と気づきます。晴れた日に空高く舞い上がるひばりです。
ひばりの語源が「日晴(ひばれ)」という説があるのも納得できそうです。




頭の上にある冠羽(かんう)を逆立てている雲雀





オスとメス、つがいの雲雀がいました