生駒西麓の春は華やかです
桜が散ると生駒山は様々な色合いの緑で膨らんできます。山が日ごとに大きくなっていくような気がします。
「山笑う」とは、俳句における春の季語ですが、今は「夏山蒼翠にして滴るが如く」の「山滴る」の時ですね。
今年は桜の開花が早くて3月30日には満開になりました。
ソメイヨシノが散るころになると、八重の牡丹桜が咲きます。ソメイヨシノの華やかさとは違って、ぼんぼりのような可愛らしい花が浮かびます。
同じころ 里のあちらこちらではハナミズキが一斉に咲き始めます。家の玄関先のハナミズキも満開になり、辺りが明るくなったように輝きを灯します。
春になるとピーチクピーチク天空から響いてくる声に「ひばり」と気づきます。晴れた日に空高く舞い上がるひばりです。
ひばりの語源が「日晴(ひばれ)」という説があるのも納得できそうです。