大阪・藤井寺市の葛井寺(ふぢいでら)の藤の花

 西国第五番札所 紫雲山 葛井寺(ふぢいでら)白鳳時代に建立された寺で、藤の花の名所です。4月26日に「藤が満開ですよ」 と知らせをいただいたのに、出かけることができませんでした。
葛井寺(ふぢいでら)について 以前のブログでふれていますので、もしよろしかったらのぞいてみていただけたらと思います。
 大阪・藤井寺市にある葛井寺の藤  
http://d.hatena.ne.jp/ikomanokaze/20110505

 4月の末から5月に入って全国的に冷え込み、北海道や東北地方では雪が降るといった記録的な寒さの日が続きました。大阪も冷たい風が吹き、時折雨も降りました。
5月2日、葛井寺(ふぢいでら)の藤を見に出かけてみました。
「4、5日前だったらきれいだったのになぁ〜!」と言われましたが、それでもまだ咲き残っている花がありました。
 

 「四脚門」と藤

豊臣秀頼が寄進した四脚門は、桃山様式をよく伝える建造物として、国指定の重要文化財です。






































左・南大門 右・本堂

本堂のご本尊「千手観音菩薩坐像」は保存状態も良く、大阪府下唯一の天平仏として、国宝に指定されています。
奈良の唐招提寺の乾漆立像と双璧と讚えられる乾漆像の傑作といわれているそうです。
毎月18日、厨子の扉が開かれ、本尊を拝観することができます






南大門

「南大門」も国の重要文化財に指定されています。