6月の生駒西麓の花と昆虫と鳥たちです

 生駒西麓の日下川支流のオゼ川では今年もほたるが飛びました。
 川で育った幼虫はソメイヨシノが散るころ、 雨が降って川岸に湿り気があるとき、光を放ちながら陸上がりします。今年は桜の開花も早かったので、陸上がりも早く4月6日には陸上がりが始まりました。陸上がりした幼虫は土繭をつくります。陸上がりして40日ほどで蛹になり、15日ほどで成虫になりますが、気温が低いと成虫になれないことがあります。今年は天候不順で暖かくなったと思ったら、また寒くなったりで生き物の生育には適さない天候でした。
 それでも、5月20日過ぎたころ、ほたるの川を散歩すると数匹のほたるが飛んでいました。
 6月の初めには 今年もたくさんほたる飛びました。
 

ほたるが飛ぶ頃 「夏が来た」と知らせる信号灯のようにタチアオイが咲きます





生駒西麓のほたる











川の中で幼虫は4、5回脱皮します。脱皮した時は白いからだですが、すぐに黒くなります。

左・脱皮したばかりの白い幼虫







ほたるが飛ぶ頃ホタルブクロが咲きました







ナデシコヤマボウシ







サラサウツギの花にはいろんな昆虫が集まってきます





ホシミスジ







ナミアゲハイチモンジセセリ







木の上にはサギ





目の前に突然あらわれたカワセミ





ヤマボウシ





キササゲの大木に可愛い白い花が咲きました(矢田丘陵)







ナツハゼの実が赤くなりました