韓国ソウル見聞録・その4「国立中央博物館」

3月末から4月にソウル見物に出かけたときの続きです。
韓国ソウル見聞録・その1  http://d.hatena.ne.jp/ikomanokaze/20130416
韓国ソウル見聞録・その2  http://d.hatena.ne.jp/ikomanokaze/20130421
韓国ソウル見聞録・その3   http://d.hatena.ne.jp/ikomanokaze/20130425
ソウルにある「国立中央博物館」の展示品の豊富さには目をみはるものがありました。とても1日ではみることができませんので、駆け足で全体を眺めてきました。
2005年10月にリニューアルした「国立中央博物館」韓国では最大級!世界ではなんと6番目に値する大規模な博物館だそうです。
広くて美しい内部の撮影も展示品の撮影も可能だったことにも驚きました。しかも、企画展示の時は有料ですが、常設展示館は無料入場でした。
中でも一番驚いたのは広隆寺弥勒菩薩とよくにた像が展示してあったことです。

国立中央博物館入り口





国立中央博物館の前庭の池





ガラスの屋根と壁から自然光を取り入れ、屋外にいるかのような雰囲気が演出されています。吹き抜けになっているため、この通路に置かれている石灯と石塔は、何階からでも眺めることができる仕組みになっていました。
敬天寺十層石塔







広隆寺弥勒菩薩像とよく似ている半跏思惟像

















左・伏羲女媧図 右・シヴァとパールヴァティ

伏羲(ふくぎ)古代中国神話に登場する神または伝説上の帝王
女媧は夫婦か姉妹かということです。蛇身人首の姿で描かれることが多く、縄の発明者とか。伏羲女媧は中華民族人文の始祖として崇拝されているそうです。

パールヴァティは「山 の娘」を意味するシヴァ神の神妃ヒマラヤ山脈の山神ヒマヴァットの娘で、ガンジス川 の女神であるガンガーの姉に当たる。シヴァの奥さん。







博物館からの景色





<以下のような記録をみつけました。>
 「日本の識字率は、数百年に亘って世界一を誇る。
江戸時代の幕末期においては、武士はほぼ100%読み書きができたという。
庶民層でも男子で49〜54%は読み書きができた。
同時代のイギリスでは下層庶民の場合、ロンドンでも字が読める子供は10%に満たなかった。」