冬の寒さの中で咲く花・山茶花と蝋梅の花

 毎年、1月中旬をすぎると、「梅の開花」の話題が登場します。
大阪城梅林は梅が咲きました。
京都天満宮もちらほら咲き始めました。
生駒山の麓にある枚岡神社の梅林でもちらほら咲き始めたそうですが、満開になるのはまだ先のようです。
という話を聞いて、近所の梅林を散策してみましたが、蕾はまだまだ硬いままでした。
梅の木の近くで 梅より一足先に 梅に負けない香しい黄色い花が咲いていました。
「蝋梅(ろうばい)」です。
ろう細工のように分厚い花びらを持ち、梅の香りを放つので「蝋梅」という名前がついたとも言われています。
花の少ない真冬に鮮やかな黄色い花を咲かせるので 殺風景な冬の庭に彩りを添えてくれる貴重な花です。
 
















冬の庭に彩りを与えてくる花の代表的なものは山茶花(さざんか)」かもしれませんね。
秋の終わりから、冬にかけての寒い時期に、花を咲かせ、花期が長い植物です。
離弁花で、ツバキと異なり咲いた後 ばらばらに散るので、掃除がたいへんなところがありますが、庭木として品種が多い花です。