早春の生駒西麓でみつけたもの

 昨日(3月9日)は ポカポカ暖かい春の光の中で公園は久しぶりに賑わっていました。
 私の2年間の地域の活動もそろそろ終わりに近づき、次の方への引き継ぎ資料を整理しているところです。昨日は地域の公園にあるトイレ清掃最後の日でした。1月に1度廻ってくる掃除、1月に2回の新聞や回覧資料の配布、1月に1度の集会と各行事とその準備など地域の仕事は多岐にわたり、忙しい2年間でした。そうそう年2回の地域の新聞発行の記事と写真、新聞の広告集めにもいろんな困難がありました。
私の地域は行事が想像以上に多かったです。正月祭の準備、丹波神社の新年、とんど祭、手芸教室、日下新池の草刈、お花見のぼんぼりつり、地域一斉清掃、盆踊り、名月祭、集会所掃除、神社掃除、公園掃除など・・・
終わってみると、行事に参加してそれなりに楽しかったと思います。地域の人たちとたくさんお知り合いにもなりました。
活動に参加してみて 人との関わりも悪くないなぁと気づきますが、地域との関わりを面倒がる人が増えてきたことも実感しました。
地域社会の人間関係が希薄になって、「地域社会の崩壊」がさけばれるようになったのはいつごろからでしょうか?
「地域社会が崩れてきたのは、高度経済成長による人口の都市集中化、 そして核家族化がその原因」と聞いたことがあります。今や地域社会の崩壊のみならず、家庭の崩壊が問題にされるようになりました。考えさせられることも多かった2年間でした。
  

3月9日 公園からは生駒山がすぐそこに・・・





3月はじめ、赤いネコヤナギが輝いていました





2月の末、カワラヒラの群れが樹木に集まって、まるで花が咲いたようでした(写真を撮る前に逃げてしまいました、)





モチの木のてっぺんにヒヨドリの群れが賑やかでした










ヒヨドリヤブツバキの蜜を吸おうとしてか 椿を落としていました










2月25日・この日はポカポカ陽気

成虫で冬を越すテングチョウがひなたぼっこしていました。
天狗の鼻のように先がのびているのでテングチョウという和名がついた蝶ですが、冬でも陽があたる時は出てくる時があるようです。
紫陽花が咲く6月ごろの雑木林で地面に群れているテングチョウを見ます。
テングチョウは2回発生し、1回目が6月ごろで、盛夏には休眠して、秋にまた活動を始めます。そして成虫のまま越冬するのだそうです。
今年初めてみた蝶です




藪椿




山茶花





カラスノエンドウホトケノザ







カワラヒラとツグミ