満開のしだれ梅を楽しみました。
関西に春を告げる東大寺二月堂修二会(お水取り・お松明)は3月1日(土)〜14日(金)までの2週間です。
このお水取りの行事は天平勝宝4年(752年)に始まってから1回も途絶えることなく続き、今年で1263回目を数えるそうです。
お水取りの最後の日(14日)は冷たい風が吹いて、肌寒い一日でした。ところが、あくる日になると、昨日の寒さが嘘のように暖かい春の風が吹いていました。さすが「お水取り」!と大仏さんの威力に感じ入った次第です。
そんな春の陽気に誘われて、お弁当をもってお花見にでかけました。
ひとつき前にでかけた和泉環境公園のしだれ梅のことがずっと気になっていたのです。もう散ってしまっていることと思いながらも諦めきれずにいました。
ひとつき前ごろも、やはりお弁当を持って出かけました。寒くて震えながら咲き始めたばかりのしだれ梅を眺めました。1週間から10日経ったらまた来よう、その時にはきっと満開のしだれ梅がみられだろう!
家から42km、片道1時間は なかなか機会がつくられなくて、一番きれいな時を今年は逃してしまいました。それでも春の陽気に誘われたのは私だけではなかったのです。土曜日ということもあって、これまでにないほどの訪問客で駐車場はほぼ満車状態でした。
空ではひばりの鳴き声が 響いていて、春がきたことを五感で吸収できたような満ち足りた一日でした。