3月〜4月へと春に向かう季節の中で見つけたもの

 4月も2週目になると 近所の桜もかなり散り始めました。一昨日、昨日の風雨が満開の桜を情け容赦なくたたいていました。
 満開の桜のときに雨が降ることは珍しくないようです。平岩弓枝作品「花の影」の中に 
<・・・この季節の雨は、花の美しさに嫉妬しているようなところがあって、きれいに咲いた花の上に限って容赦なく降り続ける・・・>という文章があります。
「桜に嫉妬する春の雨」ですか?
そして「花冷え」という言葉があるように「桜が咲く頃、陽気が定まらず一時的に寒くなること」も珍しくないようです。
日本人は「限りある生命」のシンボルである桜を愛してきました。しかし、平安時代までは「花」といえば「梅」だったようです。
その梅が咲く頃から  野に咲く花を見つけては 桜咲く春を待ち焦がれていたような気がします。

3月中旬 菜の花にとまるテントウムシをみつけました














3月のある朝の公園風景





土筆を見つけると春が近いと感じます







3月も終わるころには土筆も伸びきって・・・





菜の花畑にはミツバチが集まって・・・





クロッカスの花を見ていると・・・

南の国からツバメと一緒におやゆび姫がもどってきそうな気がします



















髪飾りにしたいようなミツマタの花












トサミズキの花だって 日本髪に似合いそうです。







まだ寒い1月からオオイヌノフグリは地表に色をつけてくれていました