京都・東寺の初弘法と冬の「赤い実」

ikomanokaze2014-01-22


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2014 | 01 |

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大きい画像のページ  生駒の麓から 

私のふるさと島根県の安来市のHPにリンクさせていただくことになりました。
ここに載っています

 京都・東寺の初弘法

 1月21日(火)、京都の東寺の前を通ると、たいへんな人出でした。
車で国道1号線を通って大阪から京都市内に入る時、東寺の前で東に折れます。国道1号線京阪国道が交わるところに東寺はあります。
いつもなら東寺の土塀をみて、五重塔を眺めて「京都に着いた」と気持ちの確認をする場所ですが、車も渋滞、周辺の混雑も異常です。境内の前にも露天商と幟が並んでいました。
「そうか、今日は弘法さんの日だった。」やっと気づきました。
それも今年最初の弘法さんの日「初弘法」です。聞きしに勝る混雑ぶりでした。
 12月は1年最後の弘法さんで「終い弘法」と呼んで、これまたたいへんな賑わいらしいです。
 21日が弘法大師の命日で、月命日の毎月21日は弘法市です。境内いっぱいに骨董店や古着などの露天商が並びます。ヨーロッパの蚤の市とよく似ています。
 そう言えば、以前に大阪の四天王寺の「お大師さん」に何度かでかけたことがありました。
 京都の東寺では「弘法さんの日」と呼ぶのですが、大阪の四天王寺では「お大師さんの日」と呼んでいます。東寺と同じように境内には骨董市が並んでいました。
 大阪・四天王寺聖徳太子が建立したお寺です。聖徳太子の月命日にも縁日が開かれます。毎月21日は「お大師さん」22日は「お太子さん」と2日の縁日が開かれています。
 このブログで知り合ったsuzukameさんのことを思い出します。
 http://d.hatena.ne.jp/ikomanokaze/20060522←ーーー四天王寺さんの縁日とsuzukameさんからいただいた人形
 

車の中から撮った初弘法風景














京都のランドマーク東寺の五重塔

五重塔の高さは54.8mで日本一の高さです。新幹線の車内からもこの塔がよく見えます。






冬の赤い実

花が少ない 庭や野山を散策していると赤い実がたくさんあることに気付きます。
我が家でも、赤い実をさがすと 万両、千両、藪柑子の十両南天、アオキの実、クロガネモチ、
年末には 植物園でカラタチバナの百両とアリドウシの一両もみましたので、縁起のよいとされる一両から万両までの実を見たことになりますね。
ご近所さんをさがすと、ピランカンサ、ウメモドキの赤い実があります。
少し山に入れば、ガマズミ、マユミの赤い実が残っています。

 冬は どうして赤い実が多いのでしょう?
それはよく目立って、色の識別能力を持った鳥に食べてもらい、 遠くに種を運んでもらうためと聞いたことがあります。
冬に目にとまる赤い実は 秋の木の実と違って全然美味しくないそうです。だから鳥は冬の餌が無くなった時にしか食べないそうです。
植物の生き残るためのしたたかな戦術が赤い実にはあるようです。

ウオトリギの赤い実

シナノキ科 のうおとりぎ(魚捕木)は台湾原産の植物です。初夏に白い花を咲かせます。
この樹に含まれる毒をつかって魚をとっていたことからついた名前だそうです。









ストランバエシア

バラ科の植物で6月ごろ白い小さな花が咲きます。










サンザシ(山査子)

バラ科のサンザシは6月ごろに薄いピンクの花をつけます。漢方として使われたり、果実酒としても利用されているようです。










サンシュユ(山茱萸

早春に黄色い花を咲かせるサンシュユの実が残っていました。薬用 として朝鮮から種子が持ち込まれたそうです。
昨春ソウルに出かけた時、ソウルのお寺にもサンシュユの黄色い花が咲いていました。








ガマズミ





1月の末から2月に入ると 庭の赤い実を食べに ヒヨドリツグミがやってきます。
赤い実がすっかりなくなる頃には 春がきて赤い実より華やかな花が咲き始めます。