2001年大阪市の「赤バス」に乗りにいきました。

2002年5月、当時の京都新聞の記事です。

 ワゴン車をひと回り大きくしたほどの路線バスが、大阪市内を走っている。車体の色から愛称「赤バス」。大阪市交通局が運行しており、運賃は百円均一。大型バスが入らない住宅街を通り、公共施設や病院などを結んでいる。
 先日、市北部の淀川区で乗った。一方通行の狭い道にも入り、病院やスーパー、市営住宅では入り口前に止まる。満席になることはないが、お年寄りや主婦、小学生が次々に乗り降りする。バスの軽快なフットワークが新鮮で、降りるときに百円硬貨一枚で済んだのも手軽だった。
 細い道路が縦横に走っているにもかかわらず、路線バスの大半を大型車両が占め、身動きがとれなくなっている京都市にこそ、赤バスが必要なのではないかと思った。