声楽家は体全体が楽器!

先日の日経新聞に作家の高橋たか子氏がそう書いていたのを思い出しました。
声楽家は「頭の頂から手足の先まで。肉体の輪郭の中にある、いろんなたぐいの空洞や骨組みの複雑な構造の隙間など、そうしたところのすべてを振動・共鳴させて声を出す」と・・・
そして、そのように声を出し続けていると、一般人とは全く違った体の外見や内部の形態に発達成長すると・・・
だから、見ただけで「この人は声楽家?」ってわかるような感じがするそうです。今日の川中恵子さんもそんな体の人でした。女性の声が館内であれだけ共鳴するのですから、もう普通ではないと思いました。川中さんの体内では骨が内蔵の壁がふるえているのでしょうか?

いずみホールの内部




   
ソプラノ歌手川中恵子さんの声も楽器のようにいずみホールの内部で共鳴していました。