「酬恩庵」一休寺

今年も師走をむかえ、なんだか気忙しいこの頃です。
誰と鬼ごっこしてるのか?・・・と感じるほど毎日が急ぎ足で駆け抜けていくような気がしています。今年もおかげさまであちこちに出かけ いろんな方たちとの出会いがあり、写真もCDに DVDに MOにどんどん溜まっていきました。
この頃 歳のせいにするのは いけないでしょうが、写真を撮っても整理する時間がなくて溜まっていく一方です。いつか暇をみつけて、・・・・なんて言っていたら 新しいものがどんどん積み重なって 古いものの整理はますますできなくなりそうです。 思い切って昨日と今日半日使ってせめて今年の紅葉だけは整理しようとエンジンをかけました。紅葉の半分を作品にして やっと一息いれることができました。

先週すぐに作ったのは  「酬恩庵」一休寺  です。会の人にみていただこうとつくりました。その会があったのが京田辺でした。

私はこのブログでお知り合いになったKさんのお誘いで ある会に入りました。
その会の集まりが11月の末(29日)京田辺市の ウエルサンピア京都でありました。 JR京田辺の駅に集合して そこから1.3キロほど歩いたところにある「酬恩庵」一休寺の紅葉を鑑賞してから ウエルサンピア京都にいくと知らされていましたので、一休さんのお寺にお参りするのを楽しみにしていました。

JR京田辺駅の改札を出ると 数人の方が集まっておられました。 お目当ての方はすぐにわかりました。ブログの写真のとおりの方でしたから。 それから、それから すばらしいHP制作をしておられて ずいぶん前からあこがれていた方にもお目にかかることができました。
酬恩庵」一休寺までの道のりでをいろいろおしゃべりしながら歩き、 とても初めてとは感じない親しみやすい方たちの集まりであることに安堵していました。
歳を重ねるにつれ 「一期一会」のことばが胸にせまります。みなさん互いを気づかいながら 和やかな時を過ごしておられて とても気持ちのよい会になりました。

昔から一休さんのお寺のことはよく知っていましたが、なぜか今まで訪れる機会がありませんでした。
京田辺駅前にも一休さんの像があり、一休寺どおりの向うに総門の紅葉が目に入りました。


JR京田辺駅前にも同じ像がありました。

見覚えのあるような一休さんですね。




総門前の紅葉がみごとでした



酬恩庵」一休寺は鎌倉時代に創建された寺が戦火で荒れていたのを一休禅師が再興した寺だそうです。一休禅師が63才の時につくられた大応国師の木像も安置されています。一休禅師は大応国師を尊敬し、そこから「酬恩庵」という名前がついたとも聞きました。
お寺の周辺はとてもひっそりとして 静かなところでした。禅寺らしい引き締まった清潔感がありこの寺の印象も気持ちがよかったです。昨日の京都市内の人出がうそのようでした。






 方丈庭園です。江戸時代初期の代表的な庭として国の名勝に指定されているそうです。





一休禅師のお墓です。一休さん後小松天皇の子であることから 墓所宮内庁が管理しているそうです。菊のご紋があるのもそのためだそうです。