春日大社神苑には 藤をはじめ たくさんの花が咲いていました。

春日大社神苑歌人の佐々木信綱氏を中心につくられたもので、わが国でもっとも古い歴史をもつ万葉植物園です。万葉集に詠まれた植物約300種を栽培しているとありました。万葉歌がそえられ、花の説明もありました。
現在は鹿・猪から植物を守る保護区としても存在意義があるそうですが、春日大社のことゆえ、やはり藤の種類も多いそうです。まだ咲いている藤があると聞いて 入ってみました。するとぷ〜と漂ってくる甘い匂い・・・・

藤にも種類がたくさんあるそうですね。
大きく二つに分けると 右巻きの長藤と左巻きヤマフジだそうです。
長く長く伸びる 九尺藤・白野田藤・口紅藤・八重黒龍藤・錦藤・野田藤が右巻きのフジで、昭和紅藤・岡山一歳藤がヤマフジだそうです。このことは「あまもりのなんやかんや」で詳しく説明してくださっています。野田藤の発祥地は大阪市福島区野田だそうです。春日神社内に「野田の藤跡」の石碑があるそうです。

長くのびる九尺藤



まるで葡萄のような八重黒龍







白野田藤です。



口紅藤です



口紅藤です