福山にあった もう一つの縁 明王院の五重塔をみました。

京都・奈良のお寺を見て廻ると木造の五重塔や三重塔に目がいきます。この五重塔や三重塔に古のおもいを重ねているような気がします。
電車が京都駅に近づくと 東寺の五重塔が目にはいります。
近鉄奈良駅をでて、南東にちょっと歩くと 興福寺五重塔が目にはいります。
「あぁ・・京都に着いた!」「やはり、ここは奈良!」などと思いながらこの五重塔をみてきました。
今回 福山を訪問するときは この五重塔のことなど頭にありませんでした。ところが、福山のKさんのお宅に向かう途中のことです。芦田川に沿って続く道を車で走っていると、赤い太鼓橋と山手に朱塗りの神社が見えました。それはあたりの景観と全く違っていてひときわ目立つ建物です。「あれは?」・・・と運転しておられた通称ハンサム君に尋ねますと、
「草戸(くさど)稲荷神社」と教えてくださいました。広島県内で初詣客が2番目に多く、新年は川に沿ってたくさんの人の行列が続くということでした。
この「草戸(くさど)稲荷神社」に隣接している「明王院」を案内してくださいました。明王院五重塔がありました。
明王院五重塔を目にして昨年の「なぞなぞの旅」を思い出しました。

五重塔と右にみえる本堂も国宝です



明王院五重塔は日本で五番目に古い五重塔です





境内に緑の池がありました。新緑に囲まれて 睡蓮が池を覆い、緑の中に弁天様がたっておられました。