生駒西麓 石切剣箭神社・献牛祭




生駒西麓の石切剣箭神社は物部氏の有力支族である穂積氏が祭神を祀ったとされ、物部氏ゆかりの神社です。
由緒に「御祭神は饒速日尊は神武天皇の御東遷に先立ち、天照大神から十種の神宝をさずかり、大和建国の任務を受けて天磐船に乗り、哮ヶ峰(現在の生駒山)に天降りになりました」とあります。
上の宮と本社があり、上の宮には饒速日尊(ニギハヤヒノミコト)が祀られ、本社には可美真手命(ウマシマデのミコト)が祀られています。
この石切剣箭神社と牛とのつながりについてはよくわかりませんが、五穀豊穣を願う一連の行事の中に古くから献牛祭があったそうです。以前はこのときが梅雨明けのときでもあったそうですが・・・・
石切剣箭神社では神饌田斎田祭
神饌田下種神事
神饌田御田植神事
献牛祭  とつづきます。










昔は着飾った牛の行列でしたが、今は張子の大きな牛の行列が本社から上之宮まで歩きます。
上之宮