采女祭

 采女祭(うねめまつり)は、奈良時代、帝(みかど)の寵愛が衰えたのを嘆いて猿沢池に入水した采女後宮で帝の食事の世話などに従事した女官)の霊を慰めるために、毎年中秋の名月の夜に催されるお祭りです。猿沢池では、二艘の管弦船が、優雅な雅楽が流れる中、流し燈籠の間をぬって池を巡り、王朝を偲ばせる幻想的なお祭りです。 (采女祭案内より)

采女神社







花扇使を乗せた二艘の船が、雅楽を奏でながら猿沢池をまわります。









龍頭(りゅうとう) と 鷁首(げきす) の二艘の船がうかびました。