全国一大きい方墳
この出雲地方の古墳は方墳が多いです。なぜ方墳なのか?
墳墓にも位があったようですね。この出雲の古墳がたくさんできたときは大和が九州を抑えて日本統一するころだったようですので、そのこととも関連があるような気がしていますが・・
1号墳は大成古墳と並んで古墳時代前期の100年間において全国で一番大きい方墳です。
この王陵の丘のほかにも近くに大成古墳、仲仙寺(ちゅうせんじ)墳墓群、塩津山(しおつやま)墳墓群、宮山(みややま)墳墓群などがあり、大きな古墳が固まっています。
どんな豪族たちがくらしていたのでしょうね。
全国的には前方後円墳が減っていくときに造られたものだそうです。そして出雲にはこの頃から前方後円墳が豪族の墳墓として広がり始めたそうです。なぞだといわれていますが・・・
大成古墳(おおなりこふん)出雲王陵の丘のすぐ近くにあります。
『出雲国風土記』の最初にある「意宇郡(おうぐん)」に、出雲国の成り立ちが書かれているそうです。これは、『古事記』や『日本書紀』には書かれていない、出雲独自の神話だそうですが、朝鮮半島の新羅から国を引っ張ってきたという「国ひき神話」に興味をもちました。