神戸市立王子動物園

1月10日のある集まりで「観察と記憶」のことについての話の中で、「パンダ」を描いてみようということになりました。パンダは簡単だと思っていましたが、描けないのです。耳は黒だよね・・・、あと黒いたれ目を描いてと・・・体は確か白で、手と足が黒?
キリンの模様は? シマウマの縞は?・・・・となって、私は全滅でした。

私がジャイアンドパンダを見たのは 1981年に開催された神戸ポートアイランド博覧会(ポートピア'81)のときでした。
子供たちと長い行列をつくって、見えたのはほんのわずかな時間。
ぬいぐるみなのか、生きているのかも定かではなかったのです。ポートピア'81の間だけ中国から借りていたのですが、とても珍しい動物がいることに驚いたものでした。
その後 日中国交正常化の記念として 東京・上野動物園に2匹送られたパンダの可愛さで「パンダ・ブーム」が起きました。ここから「客寄せパンダ」という言葉も生まれました。
いまでは、パンダの写真や絵やぬいぐるみが溢れていますので、「パンダ」はすぐにイメージできると思いましたが、具体化するのは困難でした。
そんなこんなで1月13日に「パンダ観察」に王子動物園へでかけてきました。
曇り空の寒い日ということもあったのでしょうか、本家「客寄せパンダ」の効き目は少ないようでした。パンダ見学もコアラ見学もゆっくりできましたが、ちょっと寂しい気もしました。

王子動物園ジャイアントパンダ・コウコウ(オス)



ジャイアントパンダ・タンタン(メス)



パンダは熊なの?

パンダという呼び名をもつものに「レッサーパンダ」がいますが、こちらが先に見つかったそうです。「パンダ」という名前がついてはいるものの、レッサーパンダジャイアントパンダは違う仲間だそうです。ジャイアントパンダはクマの仲間になるそうです。目の周りの黒い毛がたれ目のように見えて愛くるしいですが、近づいてみると目は意外と鋭く、笹を食べる歯も熊とよくにて鋭いものでした。


千葉市動物公園・レッサーパンダの風太くんは立ち姿が有名でした。