りんごの木

私は幼いときから<りんごの木>に憧れのような気持ちを持っていました。
りんごの花も好きですが 赤い果実をいっぱいつけたりんごの木は夢物語をそのりんごの数だけぶら下げているような気がするのです。
柿の木を見てもみかんの木をみても梨の木を見てもそんなこと思わないのに なぜか「りんごの果実」には魔法が潜んでいるような気がするのです。
もうひとつ「りんごの木の思い出」はアメリカのバージニア・バートンの絵本「ちいさい おうち」があります。
「むかしむかし、ずっと いなかの しずかな ところに、 ちいさい おうちが ありました。・・・・・」
「ちいさなおうち」のそばには りんごの木がありました。「ちいさいおうち」と「りんごの木」は読者の気持ちに暖かな明かりをともしました。
1942年度アメリカの最優秀絵本賞「カルデコット賞」をうけた本です。
「環境」について考える原点みたいな本だと思います。