ニュートンのりんごの木

茨城県つくば市産業技術総合研究所産総研)があります。そこに「ニュートンのりんごの木」が2本ありました。3月のはじめとあって葉も花も実もない裸の木でしたが、
電子技術総合研究所の1991年に創立100周年記念にイギリスの国立物理学研究所から苗木を譲り受けた」とありました。









ニュートンの生家にあったリンゴの木は、接ぎ木により各国の科学機関に分譲されていて、日本にも各地で育てられているそうです。ほとんどが東京大学付属植物園を経た孫木です。
1964年、万有引力発見三百年の記念行事に出席した日本学士院長で当園長だった柴田雄次博士が、この木を小石川植物園でも育てたいと考え、 イギリス国立物理学研究所長サザラント卿にお願いしておくってもらったのが最初だとか・・・
産業技術総合研究所ニュートンのりんごの木は電子技術総合研究所の100周年記念に直接イギリスから譲り受けたものです。
産業技術総合研究所は 電気・電信に関する試験研究を目的として、 1891年(明治24年)に逓信省電務局電気試験所として設立され、その後何度かの組織の統合を経て、名称を変えてきています。
1979年(昭和54年)には分散していた在京研究所を統合して筑波研究学園都市に移転し、今は産業技術総合研究所とよばれているようです。産総研は東京とつくばの2カ所に本部があり、全国には9カ所のセンターがあり、一般に研究内部が公開もされているようです。
関西センター(尼崎事業所)の一般公開の様子

つくばの産業技術総合研究所の敷地. は140ha (東京ドーム28 個分)ととても広くて歩いて回るのは大変ですが、見学できる場所はいろいろありました。
日本の自然エネルギー利用技術もここで研究開発されているのでしょうか?









銀杏並木や桜並木、ヒマラヤスギの林など大きな木々の中に建物が建っていました。












左は太陽電池のパネルがはられた建物、右は地熱エネルギーの説明です。







右側は羊歯の化石です