広島県で2番目の巨桜木、小奴可(おぬか)の要害桜

広島県一番の巨木 樹齢400年のヤマザクラ・千鳥別尺のヤマザクラがあったのは随分山深くはいったところでした。狭い道で車がすれちがうのは無理でした。帰りは違う道を通ったほうがいいとすすめられたものの、知らない道とあって行きと同様不安がいっぱいでした。
ところが思ったより帰り道はすんなり走れてほっと胸をなでおろしました。そんなとき、ふと道の両脇の幟に目が留まりました。

小奴可の要害桜はこちら→」と何本もの幟がはためいているのです。
幟に誘われて 矢印の道に入ると すぐに駐車場とトイレがある広場が用意されていました。
小奴可の要害桜>
要害桜は、棚田の斜面から高く突き上げるように立っているエドヒガン桜でした。
広島県の天然記念物に指定されているそうです。
亀山城跡の一角で高台にたっていることから「要害桜(ようがいさくら)」と呼ばれていると説明がありました。
推定樹齢 260年、樹高 18m、幹回り:5.9m 枝張り19.5×23m
桜はかなり散っていましたが、町を見下ろして立つ姿のいい桜でした。
ここの桜も地域の人が大切に守っておられることがよく伝わってきました。道も、桜木の周辺も掃除が行き届いていました。

小奴可(おぬか)の要害桜




ほとんど散っていましたが 姿が美しいのと 周囲の菜の花の組み合わせで、まだまだ観賞できました。
















近くには満開のしだれ桜がありました。








ユキヤナギの向こうには鯉幟が泳いでいました。