千手寺(せんじゅうじ)
近鉄石切駅南口から少し下ったところに恵日山 千手寺(せんじゅうじ)があります。
見苦しい地図ですが 場所を載せています。
http://ikoma.web.infoseek.co.jp/mapmain.html
右下に千手寺の字がありますので クリックしてみてください。
千手寺は白鳳時代に役行者によって開創され、平安初期に焼失したのを、在原業平(ありわらのなりひら)によって復興されたと伝えられています。
本尊は千手観世音菩薩立像(南北朝時代)です。
文之助は明治時代に活躍した落語家で 後に曽呂利新左衛門を名乗る
「業平と背中合わせの ぬくさかな」
「追記」
下のコメント蘭に滋賀県のたそがれさんが琵琶湖畔の句碑のことを書いてくださいました。
千手寺の桂文之助句碑は 芭蕉のことをよんだ琵琶湖畔の義仲寺にある句碑を捩ってつくったものです。
義仲寺は 木曽義仲が義経に破れ葬られたと伝えられているところです。
そして、芭蕉が埋葬されているところです。
木曽義仲と隣り合せに芭蕉の墓があるところに 芭蕉の門弟の又玄の句碑がたっているそうです。
「木曽殿と背中合わせの寒さかな」
千手寺の句碑の横には在原業平を祀る社があります。
そして琵琶湖畔の句は「背中合わせの寒さかな」で千手寺は「背中合わせのぬくさかな」という違いにその歴史を感じました。
孫たちの本は 小学二年生の男の子には学研のまんが「単位と記号のひみつ」「ヒトの進化のひみつ」を購入しました。
学研の学習漫画のひみつシリーズは35年前にもありました。
私の息子の書棚には「日本の歴史まんが」や「自然のひみつ」「宇宙のひみつ」など何十冊も「ひみつシリーズ」が並んでいました。
今でも その「ひみつシリーズ」が読まれていることにちょっと驚きました。
幼稚園の男の子には島田ゆかさんの絵本「バムとケロのおかいもの」をもとめました。ぬくもりの感じられる絵本です。
ふたりの喜ぶ顔を思い浮かべると なんだか身体全体が温まってくるようです。