菜種梅雨の頃です

先週末よりしとしと雨が降り続いています。このような春先のしとしと雨を天気予報で「菜種梅雨(なたねつゆ)」と説明していました。
本来3月下旬から4月上旬の菜の花が咲く頃に降る雨を菜種梅雨と呼ぶそうです。例年より1月も早く 菜種梅雨になったのは温暖化現象と関連しているとも説明していました。
このごろでは 早咲きの菜の花も多く滋賀県守山市のなぎさ公園の菜の花はもう見事にさいています。




2月18日は雪が降り(jumpさんからの画像)菜の花も比良山も白くかすんで見えたそうです。





春雨(はるさめ)は、菜種梅雨の頃のしとしと雨を言うそうですが、「春雨じゃ、濡れていこう!」では少し寒そうですね。
菜種梅雨の次は「たけのこ梅雨」なり、その次に「卯の花くたし」になり本格的な梅雨が始まるそうです。
たけのこ梅雨」は「たけのこ」にとって恵みの雨です。
卯の花くたし」になると 白い卯の花を腐らせてしまう(くたし)雨で、梅雨のはしりともよぶとか・・・・ 季節と自然のかかわりを表す日本語の豊かさを感じます。