大阪万博記念公園の「太陽の塔」

先月(4/23)ある人に会いに 万博記念公園に出かけましたが会えなくて 今回またその人に会いに出かけることにしました(5/14)
門真市駅から淀川を眺めて 万博記念公園駅までモノレールで18分で着きます。
私は町を俯瞰した乗り物、モノレールに乗るといつも気持ちがちょっと弾みます。
緑の千里丘陵が見えると、その緑の丘陵の長のような「太陽の塔」を探します。
太陽の塔」を見つけると懐かしい気持ちになります。
何度見ても心が動きます。いや見るたびに気持ちの動きが大きくなってきます。
愛着が深まるような気持ちがしています。

緑の千里丘陵から飛び立とうとしているのでしょうか?

65mの高さ、底の直径は20mの塔の上部、黄金の顔(直径10.6m)は「未来を表す」顔だそうです。
私にはちょっぴり心細い感じにも見えますが・・・・ 黄金に輝く未来を見つめているはずですが、どうなのでしょうか?
しかし 強さではなく包容力を感じます。ひとりひとりに問うているようです。
「あなたの未来は?」「あなたはどうしますか?」「飛び立ちますか?残りますか?」と問うているような気がします。







現在を表す」正面胴体部の顔は角度によって 異なった顔をみせます。
母を求めて泣いている童のように、
凛とした決意を表すような強い口もと、
孤独で 壊れそうな顔、
でも、逃げないよ、僕はここにいるよ、 母の胎内で守られているような安心感・・・・・

過去を表す」という 背面に描かれた黒い顔はよく見ると 鼻も口もあり 美をあらわす女神のようでもあります。
見る人のそのとき、そのときの気持ちを反映しているのでしょうか、いろんな表情を持つ「太陽の塔」は千里丘陵の緑の上で大きく羽ばたいているようでした。

もうひとつ 地下にも顔「地底の太陽」があったと言われていますが、どうなのでしょう!