サンノゼの街散歩

滞在先のサンタクララの東隣の町はサンノゼです。カルフォルニアで最初の入植者がスペイン人でサンノゼだったそうです。
人口は約1,006,892人(2009年時点)で、サンフランシスコ・ベイエリアで一番多く、州内で3番目にあたるそうです。
人口が多い町にも関わらず人口あたりの犯罪率はアメリカ内で群を抜いて低いところだそうです。
人種差別がほとんど感じられない町だと聞きました。
日常英語が流暢でなくてもハイテク関連の専門知識においては誰にも引けを取らないといった人が多いことで人種差別が少ないのかもしれません。

サンノゼは もともとスペイン読みだったサンホセ(San José)が転じたものだそうです。
温暖な気候と豊富な水に恵まれた肥沃な土地で農業が発達していった町でしたが、今ではIT企業の集積する町として知られています。
サンノゼ周辺で農業を営む人たちも多いそうで、日曜ごとに市が開かれています。
サンノゼの日曜市は周辺の農家の人たちが持ち寄った野菜や果物、花が並びます。この市で野菜や果物を買うと新鮮で安いということで ちょっと遅くでしたが日曜市に出かけてみました。

日本のみずみずしい桃とは違いましたが 甘くて美味しくいただきました




美味しそうなイチゴですが、甘くないそうです

ストロベリーの味は甘くないそうですが、ブルベリー、ラズベリーブラックベリー、カラント、グランベリーなどベリーの種類は多く、美味しくて安くて 私もたくさんいただきました。そうそうイチジクも日本のイチジクとちがって皮ごと食べますが 甘くて美味しくて 姿は同じでも別なフルーツみたいでした。イチジクは気に入りました。



パブリカとチンゲン菜とシシトウ(辛くありません)




三度豆、ダイコン、にんじん、たまねぎはあまり日本とかわりませんね




山のようなトマトです








カルフォルニアはブドウの産地です。ワインの生産地です

いろんなブドウが並んでいました。



食べるものには全く困りませんね。1.2倍の値段ですが 日本スーパーに行けば蕎麦でもうどんでも茗荷でもありました。日本の食べ物が揃っていました。
韓国スーパーは日本スーパーより安くて、日本の商品も扱っていました。魚も干物もほとんどそろいます。
こうなるとアメリカにいることを忘れるほどでした。お菓子もグリコのポッキーだって京都の「おたべ」だってありました。アメリカのケーキは大きくてスポンジもかたくて甘みが強くて日本の繊細な味とはかけはなれていると言われて手がでませんでした。ここは何でも大きいです。

お酒が安いです。どんなスーパーにもお酒やワインがたくさん並んでいました。
カルフォルニアはワインの生産地でもあったのですね。シリコンバレーを取り囲んでいる丘陵地帯には広いブドウ畑が続きワインカントリーがあるのです。
オバマ大統領就任式のワインはシリコンバレーから近いところにある カリフォルニア・ナパヴァレーのダックホーン・ヴィンヤーズのワインが使われたそうです。(お土産に6本持ち帰りました。)
ビールの安さには驚きます。安売りのときは、「360ccの缶ビールが12本(1ダースの箱)で$6.99」です。発泡酒ではなくて一番搾りなど日本のビールです。
醸造は現地で行っています(正確には米国のビール会社に生産委託)酒税が安いのでアメリカでお酒を飲むといいですね。

そうそう今回驚いたことは カードで買い物をするときパスポートの提示を求められることです。いつでもどこでもパスポートを身につけてないと突然提示を求められることがあるそうす。アメリカ入国前には事前にESTA登録をしておかないと入国できなくなったり、指紋や眼球チェック(正確には まだ顔と写真のチェックです。しかし行く行くは?)もあるし、厳しくなりましたね。