今日は立夏、端午の節句、こどもの日です。

今日はGW最終日。4月の天候異変を取り戻すかのように お天道様も頑張ったGWでしたね。
お天気が良かったことと、「休日上限1000円」利用できる最後の大型連休になりそうなこともあって、高速道路はどこも大渋滞。
そして、今日は立夏。暦どおりの夏の始まりのようなお天気でした。
さらに、今日は端午の節句です。中国、楚で始まった行事が日本に伝わったといわれます。

私の子供の頃(島根県)は 端午の節句は旧暦でお祝いしました。6月5日が端午の節句でした。
3月3日(田舎では4月3日)の桃の節句が女の子の節句で、端午の節句は男の子を祝う節句でした。
雛祭りの雛飾りのように、武者人形、兜、金太郎さん、鯉のぼりを飾りました。
菖蒲と蓬を結んで魔よけとして屋根にあげました。 菖蒲湯にも蓬と菖蒲をいれました。

雛祭りのときは、菱餅、あられ、ちらし寿司で祝いました。
端午の節句は、ちまきと柏餅です。
笹も柏の葉も、雑菌の繁殖を防ぐ効用があります。柏の葉は新芽が出るまで古い葉が落ちないことから「家系が絶えない」縁起物として広まっていったとも言われています。

1948年施行の祝日法によって 5月5日がこどもの日として制定されました。
雛祭りは祝祭日でないのに、端午の節句が祝日になることで男女差別とする意見もあったそうです。
しかし、こどもの日は男の子だけでなく「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に 感謝する」ことを趣旨としているのです。男の子の日ではないのですね。
面白いもので、それでは「男の子だけの日はないの?」「それこそ差別では?」という意見もあるそうです。