畝傍山の東南麓にある久米寺は紫陽花寺です。
久米寺は橿原神宮のすぐ近くで 畝傍山の東南麓にある高野山真言宗の寺です。
聖徳太子の弟 来目皇子(くめのおうじ)または久米仙人の創建と伝えられているが定かではないそうです。
空海がここで「大日経」を感得し、入唐を志したという伝説もあります。
重要文化財の多宝塔は万治2年(1659年)京都・仁和寺より移築されたもので、桃山様式の美しい塔です。この多宝塔の周りと多宝塔へ続く小道の紫陽花は色とりどりで可愛らしい感じです。
花はそろそろ終わりに近づいて少し変色していましたが 矢田寺 と同じく奈良の紫陽花寺と呼ばれる寺だけに 50種、3000〜4000株の紫陽花は見ごたえがありました。