久米寺は久米仙人の伝説が残るお寺です。

久米仙人の伝説は「今昔物語集」の中にあるお話です。
Wikipediaには 久米仙人について次のように記載されていました。

吉野山龍門寺の久米仙人は仙術で空を飛べるようになったが、ある日空を飛んでいる時、川で洗濯をしている女のふくらはぎに見とれて法力を失い、地上に落ちてしまった。久米仙人はその女とめでたく結婚。その後は普通の俗人として暮らしていた。その後、時の天皇が遷都を行うことになり、俗人に戻った久米仙人は遷都のための工事に携わる労働者として雇われ、材木を運んだりしていた。ある日仕事仲間から「お前も仙人なら、仙術を使って材木など一気に運んでしまったらどうだ」とからかわれた。一念発起した久米仙人は7日7晩祈り続けた後、仙力を回復。久米仙人の仙術で、山にあった材木が次々と空へ飛び上がり、新都へと飛んで行った。これを喜んだ天皇は久米仙人に田30町を与え、これによって建てたのが久米寺である、という話である。」










本堂には「推古天皇勅願所」と「西国薬師第七番霊場」の札がかかっていました。
10月16〜22日の間の日曜日に「久米仙人まつり」があるそうです。