宇治茶の里・和束(わづか)の桜

 京都のお茶といえば宇治茶が有名です。宇治茶と聞いて、宇治市周辺で生産されるお茶だろうと漫然と考えていました。京都市内から南東にいくと茶畑を目にします。宇治茶というから宇治川沿いにひろがっていると思っていましたが、宇治川と木津川の挟まれた地域に茶畑はあるようです。
 4月16日(月)生駒山を越えて奈良に入り、奈良と京都の県境沿いを流れる木津川に沿って、国道163号線大阪市北区を起点とし、三重県津市に至る一般国道)を東に走ります。精華町山城町加茂町を通り、加茂町井平尾を通過して府道5号線へ入り、南へ走ると一面の茶畑が続く風景が目に入ります。ここが宇治茶の4割近くを生産する和束(わづか)です。
和束町の茶畑風景は、宇治茶の郷として後世に伝えていく価値あるものとして京都府景観資産に地区登録されたとありました。

茶畑風景





黄色いカバーはお茶の葉を濃くするため、白いカバーは葉を早く収穫するためのものとか・・・





満開の桜がお茶畑を華やかにしていました










毘沙門寺‎の裏から和束の町を望む





茶畑景観がいいところには案内板がありました





お茶の販売所で、お茶の種類とその種類に応じたお茶の入れ方を教えていただきました。美味しいお茶をたくさんいただいてお茶のお話をうかがいながら 宇治茶の里の素晴らしさを感じました。