奈良・霊山寺の地蔵盆の花火

地蔵菩薩は中近世以降子供の守り神として信仰されるようになったといわれます。関西では8月23日、24日に行われるところが多いです。8月23日に近所のお地蔵さんにお供えしたものを24日の午後には子供たちにお下がりとして配るので、子供たちの楽しみな行事でした。
春には薔薇園の薔薇が咲き誇る霊山寺ですが、地蔵盆に花火が上がるのを今年初めてしりました。
8月22日午後7時から盆踊りと花火で地蔵盆をとりおこなっていると 連れていってくださったJさんから聞き、楽しみにしていました。
すぐ目の前に上がるのでその迫力には驚くという話をうかがっていましたので、ある程度は予想はしていました。しかし、予想以上に近くて大きくて大慌てしているうちに終わってしまいました。







花火の前に盆踊りが始まりました





霊山寺天平8(736)年、聖武天皇の勅命で行基が建立し、インド霊鷲山に似ているところから霊山寺と名付けたといわれる古寺です。鎌倉中期(1283)に改築された本堂(国宝)には藤原時代作の薬師三尊像(重要文化財)などが所蔵されています。世界平和を願い、輪廻転生をテーマに昭和32年に開園した1200坪のバラ園には春と秋に約200種2,000株のバラが咲き誇りたくさんの人が訪れます。

今日から9月、まだ厳しい残暑ですが、時に秋の訪れを感じます。これからもこのブログを通じていろんな方と交流ができましたら嬉しいです。どうぞよろしくお願いいたします。