出雲地方では最古の 禅寺のひとつ雲樹寺(うんじゅじ)

 どじょうすくいの民謡で知られた安来市の能義平野には 横山大観の名画と庭が美しい足立美術館があります。
そして、こののどかな田園風景の向こうに 伯耆大山の美しい姿がくっきりと浮かんで見えます。
コハクチョウをみての帰りに雲樹寺(うんじゅじ)に立ち寄りました。
 雲樹寺は出雲地方では最古の 禅寺の一つです。松並木の参道を通り境内に入ると、四脚門(国重文)があり、寺内には珍しい朝鮮鐘(国重文)があります。
私のお気に入りは重厚な山門です。特異な構造をもつ山門は私の子供の時から今なお美しく建っていました。
 この寺は1322年(元享2)、弧峰覚明(こほうかくみょう)により創建。後醍醐天皇後村上天皇勅願寺でした。











左・雲樹寺境内と右・四脚門(国重文)