生駒西麓 石切剣箭神社秋祭り

 今年も石切剣箭神社 秋季大祭が10月19日(土)20日(日)に催されました
今年は台風27号と28号が日本に近づいていたため、2日間とも雨が降る中、布団太鼓巡行がありました。
 私は大阪には長くすんでいますが、布団太鼓台をみたのは生駒西麓に引っ越す前が初めてでした。狭くて急勾配の道いっぱいに、派手な神輿と賑やかな掛け声の人たちを眼にしたときは驚きました。あとでこの神輿が「布団太鼓台」と呼ばれることを知りました。名前を聞いても、神輿の上になぜ座布団が積み重なっているのかと不思議でした。
布団太鼓で調べると
ふとん太鼓(ふとんだいこ)とは大阪府河内・泉州地方や、兵庫県播磨・淡路その周辺で担がれる大型の太鼓台のことである
重さは1.0t〜2.0tあり、約50〜70人ほどで毎年各神社の祭礼で派手な演出と共にいきおいよく担がれている。>(Wikipediaより)

 生駒西麓にある石切剣箭神社のほかに もうひとつの神社枚岡神社の秋郷祭では布団太鼓23台と地車3基の宮入りが10月14日と15日の両日にありました。
私の住んでいる地域は石切剣箭神社の秋大祭です。
石切剣箭神社の布団太鼓台は4台ありますが、輪番制で1台は夏季大祭のときに巡行と宮入りしますので、秋大祭の時の布団太鼓宮入りは3台です。3台でもその華やかなことと情熱のほとばしりに圧倒されます。

 私は枚岡神社の宮入りをみたことがありませんが、「枚岡神社の布団太鼓23台と地車3基の宮入り」は想像以上のものだろうと思います。
地域を練り歩く巡行も晴れ晴れしいですが、何といっても見せ場は宮入りです。各地の布団太鼓台が競い合っての晴れ舞台です。担ぐ人も担がれる人も、観客も一緒になって盛り上がっていき、興奮の坩堝の中でのフィナーレをみていると、大昔から引き継がれてきた「祭り」の醍醐味を感じます。みんな命がけで1年に1回の祭りにのぞんでいるのかとおもうほどです。
 祭りを開催することの大変さと面白さと意義みたいなものを垣間見た気がした宮入り風景でした。
昨年の祭りの様子と日下太鼓台の画像です。
http://d.hatena.ne.jp/ikomanokaze/20121102

石切剣箭神社宮入り



























重さ1.0t〜2.0tの太鼓台を担ぐ人たち














お祭りの楽しみ












太鼓台が3台揃いました