明日香の春は長閑で懐かしい香りが漂っているようです。
明日香は奈良県の中央部に位置する村で、中央集権律令国家の誕生の地です。飛鳥時代の宮殿や史跡が多く発掘されています。岡寺、橘寺、飛鳥寺、石舞台古墳、亀石、鬼の俎(まないた)、鬼の雪隠(せっちん)と呼ばれる石造物があります。
私にとって「明日香の春景色」は、飛鳥寺の周囲をピンクに染める一面のレンゲ畑です。私の二人の子供たちが小学生だった頃、橿原駅前で自転車を借りて家族4人で明日香周辺をサイクリングした時のぼんやり霞んだ風景が浮かびます。
子どもたちが巣立った後、縁あって生駒山の麓でくらすようになった今は、生駒山を越せば、すぐ平城京跡や奈良のまちがあり、度々出かけています。
家から外環状線(170号線)を南へ走り、大和川を越すと羽曳野丘陵です。
允恭陵、仲津姫陵、仲哀陵、応神陵古墳、仁賢陵、白鳥稜、清寧陵、安閑陵、
が道の両側に緑の丘をつくっています。
羽曳野ICから東西に走る南阪奈道路(2004年開通)に入り、羽曳野丘陵を越えて、葛城の里にでると奈良盆地です。
羽曳野ICから南阪奈道路を通る時は二上山に向かって走る感覚があります。ぶどう畑を覆うビニールが銀色に眩しく目がくらみますが、神聖な場所に入る儀式のようだと遊んでいます。
竹内街道とは二度交差して、眼下に広がる靄の中にミニチュアのような耳成山、畝傍山、香具山の大和三山が浮かぶと、何度見ても美しくて胸躍ります。
そのまま東に走ると藤原京跡に突き当たります。藤原京跡の少し手前にあるお房交差点で南へ曲がり橿原神宮の前を通りさらに南へ走ると吉野川に突き当たります。
お房交差点から南への移動中は近鉄吉野線と並行して走ります。近鉄岡寺駅前を東に折れるとすぐ長閑な古の町が絵本を開いたように拡がります。
橘寺の付近には聖徳太子が誕生したとされる場所があり、寺院は聖徳太子建立七大寺の1つとされています。
奈良・明日香の春は絵本の中の1ページです
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生駒山麓の春・・・その2
大阪でも3月27日にソメイヨシノが開花して、4月なって2日3日は夏日に近いほど気温があがり一気に満開になりました。すると急に気温が下がり、6日の日曜日には雨も降りだしました。翌週の中頃になるとまた気温があがり和歌山では25度を超える夏日になったそうです。一日の気温差は15度以上もあったとか・・・ 春の天気は不安定とはいいますが、最近その不安定さに激しさを感じます。
私がこのブログの更新をさぼっている間に 生駒山の麓の八重桜が満開になりました。大阪造幣局の「桜の通り抜け」も11日から始まりました。
奈良の吉野山も下千本、中千本、上千本も満開になりました。奥千本も開花したそうですから 今は山がピンクに染まっている頃でしょうね。
私は今ごろ 生駒山の桜の記録を更新したいと思います。
肌寒い日でした。風が花を揺らしていました。風が止んでも花が揺れていました。メジロが花に隠れて遊んでいるのを見つけました。寒いのでなかなか表に出てくれません。
フジノピンクという園芸品種で、赤いつぼみからピンク色がかった白い花が咲きます。ユキヤナギのように枝垂れませんが、赤いユキナヤギといったところですね。
生駒山麓春爛漫・・・その2
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3月〜4月へと春に向かう季節の中で見つけたもの
4月も2週目になると 近所の桜もかなり散り始めました。一昨日、昨日の風雨が満開の桜を情け容赦なくたたいていました。
満開の桜のときに雨が降ることは珍しくないようです。平岩弓枝作品「花の影」の中に
<・・・この季節の雨は、花の美しさに嫉妬しているようなところがあって、きれいに咲いた花の上に限って容赦なく降り続ける・・・>という文章があります。
「桜に嫉妬する春の雨」ですか?
そして「花冷え」という言葉があるように「桜が咲く頃、陽気が定まらず一時的に寒くなること」も珍しくないようです。
日本人は「限りある生命」のシンボルである桜を愛してきました。しかし、平安時代までは「花」といえば「梅」だったようです。
その梅が咲く頃から 野に咲く花を見つけては 桜咲く春を待ち焦がれていたような気がします。
南の国からツバメと一緒におやゆび姫がもどってきそうな気がします
春に向かう季節の中で見つけたもの(その1)
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生駒山の麓の春爛漫
生駒山西麓にある日下新池の桜も3月26日には開花しました。そのあと、暖かい日が続きましたので あっという間に満開になりました。
桜だけではなく、桜の木の下ではホトケノザもピンクの小さい花を咲かせて、ピンクの絨毯を敷いたようです。タンポポ、スミレ、土筆も春を演出しています。タンポポの野原でスノーフレークが白い小さなスカートを浮かばせていました。
スノーフレークとは 雪の小さな塊のことです。 雪の結晶のような花というので名前がついたのでしょうか。鈴蘭水仙とも呼ばれるヒガンバナ科の花です。
春の七草の「ほとけのざ」と同じ名前ですが、ピンクの花が咲くこのホトケノザはシソ科オドリコソウ属です。春の七草のホトケノザはコオニタビラコというキク科の草です。こピンクの花が咲くホトケノザは食用ではありません。