今年の4月8日は偶然訪れた京都山科の曹洞宗のお寺「岩屋寺」で「花祭り」の甘茶をいただきました。
この
岩屋寺は隣にある大石神社と同様、
大石内蔵助ゆかりのお寺だそうです。すぐ近くに大石閑居跡があり、
赤穂義士にちなんだ数々の遺物・遺品が保存され一般に公開されています。(有料です)
山科の
岩屋寺は人と車であふれている京都とは思えないほど静かです。桜がきれいですが、観光客はなく近所の人たちが花の下でお弁当をひろげておられました。山桜の大木が風にやさしく揺れている風景は格別でした。
「甘茶」は
ユキノシタ科の落葉低木
ガクアジサイの変種で、若い葉を蒸して揉み、乾燥させものを煎じて作ったものだそうですが、今の子供たちは飲まないそうです。それで、紅茶を出しているところもあると聞きました。