糺の杜のなぞ?
糺の杜の樹林の間には「ならの小川」「瀬見の小川」「泉川」「御手洗川」が流れています。
上賀茂神社に流れている川と同じ名前の川があります。
なぞなぞ4 なぜ「糺の杜」と呼ぶの?何を「ただす」のかしら?
聞くところによると「民衆の争いを問いただし、判決を下した所から「タダス」の名がつけられた」そうです。なるほど!ここは裁判所でもあったのかと気づきました。当時は寺社が裁判所の役目もしていたようですね。
糺の杜の奥に「河合神社」がありました。鴨長明ゆかりの神社だそうです。
『行く川の水の流れはたえずして…』「方丈記」の作者・鴨長明は下鴨神社の禰宜の家に生まれたそうです。
百人一首ではありませんが、「新古今集」に鴨長明が「瀬見の小川」を歌ったものがありました。
石川や瀬見の小川の清けれは
つきも流れをたつねてそすむ
こういう言い伝えはどこにもよくありますよね。ついでに、下鴨神社由来の「御手洗団子」はどこからきたのかしら?