京都洛西・正法寺(しょうぼうじ)

京の西山と竹林が連なる向日丘陵に囲まれた大原野は、平安時代には遊猟地として、桓武天皇を始め、皇族や藤原道長などの公卿たちがしばし ば狩猟に訪れたところとか。
その大原野にある正法寺は奈良唐招提寺を創建した鑑真和上の高弟、智威大徳 が隠世したのが始まりで、天平勝宝年間 の創建ですから古い歴史があります。 しかし応仁の戦火て焼失したそうです。 元和元年(大阪城落城の年)に恵雲・微円により再興されたものだということです。

極楽橋のところの紅葉

極楽橋のところは一段と紅葉が華やかでした。赤い橋を渡って 紅葉のトンネルをくぐって冬に桜に会えるのですから「極楽、極楽・・・・」です。



多宝塔も見えます












石庭もありました




高台にあるので眺望もよく




紅葉も美しく

京都市内は歩けないほどの人出だそうですが、正法寺は訪れる人がほとんどいなくて ゆったりと時間が流れていました。