生駒市高山の里は茶筅の里です。

高山の里は、生駒の北端にあります。奈良県の最北西端にあり、北は京都府、西は大阪府と三つの府県境に近いところです。

これは何でしょう？
田んぼの中に竹が干してあります。

10月から1月の間に切られた3年生の良い質の竹を熱湯で油ぬきし、1月から2月にかけての寒い時期の1ヶ月間を田んぼや庭で乾燥させると青かった竹が白くなるそうです。その後1年以上も貯蔵され、良い茶筌には3年以上も貯蔵したものが使われるそうです。
この田んぼの中の竹干しは茶筅をつくる茶筅の里高山の冬の風物詩なのです。

昨日までは　冬には珍しく雨が降り続きましたが、今日は昨日とはうって変わったような好天気、3月中旬の暖かさとか・・・
朝、Jさんに以前からお約束していた高山の里に連れていってもらいました。田んぼの中に組み立てられて竹は　もう白くなっていました。

茶筅の里の公園の中には各地の竹が集められています。いろんな竹でできた公園は暖かい日差しをうけてキラキラ輝いてみえました。
ここでも　竹干しがしてありました